カメがカメラを・・・
おはようございます。井上です
このタイトル、ダジャレじゃありません。
最後まで読んでもらえれば分かりますよ
先日、ラジオで聞いた話です。
今年5月、米フロリダ州最南端のキーウエストという町で、シュルツさんという男性が海岸に落ちているデジタルカメラを発見したそうです。
気になったシュルツさんは家に持ち帰ってデータを調べると、そこに記録されていたのは持ち主と思しき人物の写真や、海の中を漂っている様子を収めた動画。防水ケースに入っていたこともあって、カメラの状態は良好だったようです。
持ち主にカメラを返したいと考えたが、写真を見ても身元を特定できる情報がなかったそうです。
そこで、彼の考えた方法は、ネットユーザーに協力を仰ぐというもの。ダイバー愛好者が集うサイトに写真を公開したところ、1人のユーザーから有力な情報が寄せられたそうです。写真の景色などを見る限り、「オランダ領アンティル諸島」ではないか、と。
この情報をもとにシュルツさんは旅行サイトやアンティル諸島のコミュニティサイトに写真を公開し、さらなる情報を募ると、写真を見たある女性から「息子の同級生が写っている」との情報が寄せられ、女性が同級生の家族に連絡。こうして情報が繋がっていき、カメラの持ち主が判明したということです。
持ち主の男性は、オランダ海軍の仕事でアルバに滞在しているディック・デ・ブラインさん。ブラインさんは昨年11月、第二次世界大戦でアルバをドイツから守った米船の碇を引き上げる作業中に、カメラを誤って海に落としてしまったそうです。
この落とした所と発見された所。約1,800km離れているそうなんです。
この距離を、カメラがどのようにして運ばれたのかと気になりませんか?
そこで出てくるのが、「カメがカメラを」です。
そう、カメが運んだらしいのです
なんでわかるのか?って思いません。
なんと、その映像が動画としてカメラに保存されていたんです。
それは海中でチラチラと亀が映り込む映像。落としたカメラのひもが泳いでいた亀に引っかかったようで、さらに何らかの弾みで動画のスイッチが入ったみたいです。
この動画、youtubeで見ることが出来ます。
ロマンがありますよね。
今までに落としたもの、返ってこーい!